オープンソースこねこね

Webプログラミングなどについてあれこれ。

JenkinsとDockerでTravisっぽいCIサーバを育ててみている

最近プライベートなプロジェクトのCIにはcircleciとかが人気なんでしょうかね。

GitHub 時代のデプロイ戦略 - naoyaのはてなダイアリー

近頃のCIサーバはアプリケーションのテストだけじゃなく、インフラのテストやデプロイ、ChatOpsなどgitやチャットツールなど他のシステムと連携した自動化のための必須プラットフォームといった感じになってきてる。とはいえ、趣味で開発しているプロダクトに余計なコストはかけたくない。ああ、でもやっぱCIはしたい。

そんなわけで以前から契約だけしていて放置気味だった、さくらのVPSの1GにjenkinsをたててオレオレCIを育てているのでその辺のことを書いてみる。CIの実行環境はDockerを使って仮想化し、ジョブの内容はTravisやcircleciのようにリポジトリ側のyamlファイルに記述できるようにしてみた。構成をざっくりと図解すると以下のようになる。

f:id:kohkimakimoto:20141013212556p:plain

また参考にさせていただいたのは以下の記事。

Docker + Jenkins + travis.yml parser 作って Travis っぽいものを作った話 - from scratch

Use Docker + Jenkins to run GitHub tests

jenkinsでのunitテストは、dockerでクリーン環境を作って行う!!shinofara's Blog (*´ω`*) | shinofara's Blog (*´ω`*)

ベースとなっている環境

CentOS6.5の上に構築している。さくらのVPSのデフォルトがそうなのと、個人的に使い慣れているというのが最大の理由。ただCentOSのDockerはカーネル周りのバグでディスク領域が開放されないことがあるらしいので、今後移行するかもしれない。

Docker on CentOS 6.5 で詰んだのでメモ - sonots:blog

CentOS6系のカーネルに上記のバグフィックスがバックポートされるのも期待している。。。まあ今のところ、仕事でつかっているわけではなく、ディスク領域にも余裕があるのと環境構築はchefでなるだけ自動化しながら作っているので、ディスクが詰まったら最悪、環境を再インストールすればいいかなという判断でやっている。

Dockerのインストール

Dockerのインストール自体について特記することはあまりない。epelリポジトリを使えるようにしておいて以下の様なchefのレシピを書いた。実際にやってることはyum install docker-io/etc/init.d/docker startと同じだ。

docker/recipes/default.rb

package "docker-io" do
  action :install
end

service "docker" do
  action [:enable, :start]
end

jenkinsのインストール

CentOS上のjenkinsのインストールについては以前に記事を書いた。今回はそれをちょこちょこ修正した(yumリポジトリからインストールするなど)。詳細は以下にペーストしたレシピの内容を見てもらえばいいが、jenkinsからdockerを実行するために jenkinsユーザのuidを明示的(uid:45678)に指定したりdockerグループの追加したりしている。Dockerコンテナ内でジョブを実行するユーザとjenkinsの実行ユーザのIDは同じにしておかないといろいろパーミッション周りでハマる。

jenkins/recipes/default.rb

group "jenkins" do
  gid    45678
  action [:create, :manage]
end

user 'jenkins' do
  comment  'Jenkins Continuous Build server'
  uid      45678
  group    'jenkins'
  home     '/var/lib/jenkins'
  shell    '/bin/false'
  password nil
  action   [:create, :manage]
end

script "install_jenkins_yum_repo" do
  interpreter "bash"
  user "root"
  cwd "/tmp"
  code <<-EOH

  wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins.repo
  rpm --import http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins-ci.org.key

  EOH

  not_if "test -e /etc/yum.repos.d/jenkins.repo"
end

package "jenkins" do
  action :install
end

service "jenkins" do
  action [:enable, :start]
end

group "docker" do
  action [:modify]
  members ["jenkins"]
  append true
end

jenkins cliプラグインのインストール

jenkinsのプラグインもchefでインストールさせるため以下のようなレシピを書いた。jenkinsは起動までに時間がかかるのでscript[install-jenkins-cli]jenkins-cli.jarをダウンロードする際に10秒待ち、HTTPレスポンス503はリトライする仕組みにしている。

jenkins/attributes/default.rb

default['jenkins']['cli_url'] = "http://127.0.0.1:8080/jnlpJars/jenkins-cli.jar"
default['jenkins']['jenkins_url'] = "http://127.0.0.1:8080/"
default['jenkins']['wait_for_boot'] = "10"

default['jenkins']['plugins'] = [
  "git",
  "cloverphp",
  "simple-theme-plugin",
  "jquery",
  "gravatar",
  "disk-usage",
  "envinject",
  "extra-columns",
  "categorized-view",
  "ci-skip",
  "timestamper",
  "monitoring",
  "view-job-filters",
  "locale",
  "sidebar-link",
  "pegdown-formatter",
  "ansicolor"
]

jenkins/templates/default/jenkins.rb

#!/usr/bin/env bash

java -jar /usr/lib/jenkins/jenkins-cli.jar -s <%=node['jenkins']['jenkins_url']%> "$@"

jenkins/recipes/default.rb

template "/usr/local/bin/jenkins" do
  source "jenkins.erb"
  owner "root"
  group "root"
  mode "0755"
end

cli_url = node['jenkins']['cli_url']
wait_for_boot = node['jenkins']['wait_for_boot']

script "install-jenkins-cli" do
  interpreter "bash"
  user "root"
  cwd "/tmp"
  code <<-EOH
    sleep #{wait_for_boot}

    http_response_code=503
    while [ $http_response_code -eq 503 ]
    do
      http_response_code=`curl -LI #{cli_url} -o /dev/null -w '%{http_code}' -s`
      sleep 5
    done

    wget -t 5 --waitretry 5 -O /usr/lib/jenkins/jenkins-cli.jar #{cli_url}
  EOH
  not_if "test -e /usr/lib/jenkins/jenkins-cli.jar"
end

directory "/var/lib/jenkins/updates" do
   owner "jenkins"
   group "jenkins"
   mode "0755"
   action :create
end

# https://issues.jenkins-ci.org/browse/JENKINS-10061
# https://gist.github.com/rowan-m/1026918
script "update-jenkins-updatecenter" do
  interpreter "bash"
  user "jenkins"
  cwd "/tmp"
  code <<-EOH
    curl -L http://updates.jenkins-ci.org/update-center.json | sed '1d;$d' > /var/lib/jenkins/updates/default.json
  EOH
  not_if "test -e /var/lib/jenkins/updates/default.json"
end

node['jenkins']['plugins'].each do |plugin_name|

  execute "install-jenkins-plugin-" + plugin_name do
    user "root"
    command "/usr/local/bin/jenkins install-plugin " + plugin_name
    action :run
    not_if "/usr/local/bin/jenkins list-plugins | awk '{print $1}' | grep ^#{plugin_name}$"
    notifies :run, "execute[jenkins-safe-restart]"
  end

end

execute "jenkins-safe-restart" do
    command "/usr/local/bin/jenkins safe-restart"
    action :nothing
end

yamlパーサとコンテナの起動スクリプト

CIのジョブはTravisのようにリポジトリ側のyamlで制御、設定できるようにした。yamlファイルはこんな感じ。

.jenkins.yml

container:
    image: jenkins-ci-base

before_script:
    - composer install --dev --no-interaction

script:
    - php vendor/bin/phpunit -c phpunit-ci.xml.dist

これをパースしてimageで指定されたDockerイメージをrunする。この辺の処理は使い慣れたPHPで実装した。ソースは公開していないが、具体的には以下のようなことをやっている。

  • リポジトリのルートにある.jenkins.ymlをパース。
  • before_scriptscriptで指定された内容からそれぞれbefore_script.shscript.shのようなスクリプトファイルを生成してJenkinsのワークスペースに出力する。
  • 出力したスクリプトファイルを順に起動するstart.shをJenkinsのワークスペースに出力する。
  • imageで指定されたdockerイメージにワークスペースをマウントしてコンテナを起動。具体的にはdocker run -v $WORKSPACE:/home/worker/workspace -w /home/worker/workspace -u worker $IMAGE /bin/bash -l start.shのようなコマンドを実行する。
  • dockerが処理を終えたあとdocker rmを実行してコンテナを削除する。

この一連の処理を行うPHPスクリプトをjenkinsのジョブ設定の「ビルド」->「シェルの実行」で起動するように設定しておく。

Dockerイメージ

Dockerイメージはあらかじめ作っておくのだが、jenkinsから起動するために以下の決められた仕様で構成している

  • uid45678workerユーザがいる(ホスト側のjenkinsユーザと同じuid)
  • /home/worker/workspaceディレクトリがある(ホスト側のjenkinsワークスペースがマウントされる)
  • workerはパスワードなしでsudoできる

この仕様を満たす基本的なDockerイメージを作成するDockerfileは以下のようになる

FROM centos:centos6

# basic settings
RUN rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
RUN rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm

RUN yum -y groupinstall "Base" "Development tools"
RUN yum -y install --enablerepo=remi,epel \
  sudo \
  readline \
  readline-devel \
  compat-readline5 \
  libxml2-devel \
  libxslt-devel \
  libyaml-devel \
  git \
  make \
  autoconf \
  automake \
  bison \
  libtool \
  sysstat \
  gettext \
  traceroute \
  openssl \
  openssl-devel \
  curl \
  wget

# add worker user
RUN useradd -u 45678 -d /home/worker -m -s /bin/bash worker && \
  mkdir /home/worker/workspace && \
  chown worker:worker /home/worker/workspace && \
  echo "worker    ALL=(ALL)    NOPASSWD: ALL" > /etc/sudoers.d/worker && \
  sed -i 's/.*requiretty$/#Defaults requiretty/' /etc/sudoers

# Enable to run sudo in the script
RUN sed -i 's/.*requiretty$/#Defaults requiretty/' /etc/sudoers

# timezone
RUN echo 'ZONE="Asia/Tokyo"' > /etc/sysconfig/clock && \
  rm -f /etc/localtime && \
  ln -fs /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

#################################
# default behavior is to login by worker user
#################################
CMD ["su", "-", "worker"]

これで、dockerコンテナ内でworkerというユーザが処理を実行する。あとは必要な環境ごとにカスタマイズしたDockerイメージを用意しておけば、いろんな環境でCIができる。ちょうどTravisPHPRubyといった言語ごとのテスト環境を用意してくれるように、例えばPHPをインストールしたjenkins-ci-phpRubyをインストールしたjenkins-ci-rubyというDockerイメージを作っておいて、

container:
    image: jenkins-ci-php

container:
    image: jenkins-ci-ruby

などと.jenkins.ymlで指定すればいい。

まとめ

ここ数日運用してみての感想だが、これはかなりいい感じ。現在の自分の用途の範囲では、ほぼTravisでやれることがプライベートでも実現できている。 CIの実行環境はDockerによって独立し常に使い捨てにされるので、サーバ設定を丸ごと書き換えるようなプロビジョニングのテストなどにも使えると思う。

あとjenkinsのテーマをアトラシアン風にする djonsson/jenkins-atlassian-theme · GitHub があるので、これをちょっとカスタマイズして、UIの見た目も変えてみた。

f:id:kohkimakimoto:20141014055646p:plain

やっぱし、コンソール表示は黒背景がいい!

UITableViewのPlainスタイルで空のセルを表示させないようにする。

iOSアプリを作っていて普通にUITableViewを使っていると、表示するデータをもつセルが1,2行しかないとき、空のセルが画面の残りの部分を埋めてしまいます。

f:id:kohkimakimoto:20141010120109p:plain

この空のセルを表示させたくないときは、以下のようなコードを書けばよいです。

- (void)viewWillAppear:(BOOL)animated {
    [super viewWillAppear:animated];
    
    self.tableView.tableFooterView = [[UIView alloc] initWithFrame:CGRectZero];
}

このコードによってUITableViewが(高さ0の)フッターを表示させようとするため、明示的に指定したセル以外は表示させないようになるそうです。

f:id:kohkimakimoto:20141010120312p:plain

参考にした記事(いつもお世話になっておりますstackoverflow)

objective c - ios- uitableview displaying empty cells at the end - Stack Overflow

PHP5.5+OPcacheでシンボリックリンクでデプロイするとキャッシュが消えない

PHP

という問題にぶち当たりました。 どういうことかを話す前にPHPアプリケーションの個人的なデプロイ構成について説明します。 要はCapistranoのデプロイと同様なのですが、デプロイ先は以下のようなディレクトリ構成になっています。

.
|-- current -> /path/to/releases/20141011000001
|-- releases
|   |-- 20141011000000
|   `-- 20141011000001

currentアプリケーションサーバ(apachephp-fpm)から参照される箇所で、releases配下の最新のアプリケーションへのシンボリックリンクになっている。新しくアプリをデプロイするとreleases配下に20141011000002のようなタイムスタンプで新しくディレクトリが作成され、そこにアプリケーションのコードが配置される。その後currentシンボリックリンクが新しいアプリケーションへと切り替えられる。これによってダウンタイムなしでPHPアプリのコードをデプロイできます。

OPcacheのキャッシュ

ところが、PHP5.5+php-fpm+OPcacheという環境でこの構成のデプロイをためしたところ、実行中のアプリケーションにデプロイコードが反映されないという問題が生じました。 (※OPcacheはPHP5.5の新しいコードキャッシュシステムでPHP5.4以前のAPCに替わるものです)

調査していたら以下の解説記事を発見しました。

OpCache and symlink-based deployments

要約すると

  • OPcacheはAPCとはファイルのキャッシュの仕方が違う。
  • OPcacheはシンボリックを解決して、実ファイルパスの状態でキャッシュする。
  • よってシンボリックリンクを更新しても、実ファイルパスのキャッシュが保持されてしまう。

というわけだそうです。(このへんをちゃんとPHPのソース読んで、自分で裏付けとれるといいと思うのですが。。。技術力の低さが露呈しますね。。。(ー_ー;))

上記の解説記事では対応方法もいくつか提示されていて

  • webサーバの設定を直接書き換える(シンボリックリンクの代わりにweb(AP)サーバが参照するパスを直接書き換える)
  • OPcacheをリセットする
  • php-fpmを再起動する(多少のダウンタイムあり)

ansibleやpuppetを使っていればデプロイでwebサーバの設定を書き換えるのは簡単かも、と言及されています。 ただ、シンボリックリンクを使い続けたいならキャッシュをリセットするか、php-fpmを再起動する。 OPcacheはキャッシュをリセットする関数opcache_resetをもっているので、 これを使用した対応方法も(Laravelを使った例で)示されています。

さて、自分はどーしようか悩み中。 デプロイタスクがちょっとだけど複雑になるのと、コードキャッシュはアプリケーションより一段下の技術レイヤと考えているので、 それのリセット処理をアプリケーションのコードに直接入れるような対応はやりたくない。

この際、最近盛り上がってきているdockerでBlue-Green Deployment的なことをやってしまうのもアリかなと考えています。

nginxでerror_log出力先を設定ファイルで指定しても`/var/log/nginx/error.log`を読みにいってしまう件

nginx.conf

error_log  /path/to/error.log;

とか書いて、デフォルトと異なる場所にエラーログを出力するようにしてみたら、起動時に

nginx: [alert] could not open error log file: open() "/var/log/nginx/error.log" failed (13: Permission denied)

とか警告が出てしまってました。なんで出力先変更したのに/var/log/nginx/error.logを読みに行ってしまうのか〜、と調べていたら いつものようにStackOverflowで質問が見つかって、ありがとうございます、と。

なんでも、起動してコンフィグファイルを読みに行くまでの間にnginxはコンパイル時に指定したエラーログ出力先(私の環境の場合(CentOS)は/var/log/nginx/error.log)を使うとのこと。

How to turn off or specify the nginx error log location? - Stack Overflow

上記から、リンクされている公式ドキュメントにもちゃんと記載がありました。

CoreModule - Nginx Community

というわけで、起動時のエラーも/var/log/nginx/error.log以外に向けたい場合はconfigureオプションを指定してソースから入れなおすしかないわけだけど、個人的にやりたくないんですよねソースからのインストール。悩ましいぃぃ。

Laravelのバリデーション拡張を作った

LaravelでWebアプリを書いていて、ややバリデーション周りの機能が薄いと感じたので拡張パッケージを書きました。

LaravelValidatorExtension

Laravel標準のバリデーションについては公式のドキュメントを見ればいいかと思います。この場合Validator::makeメソッドに入力データ、バリデーションルール、デフォルトから変える必要があるならエラー時のメッセージ、をそれぞれ配列で渡してvalidatorオブジェクトを作成し、その後failsメソッドで検証が通るかどうかを確認します。例えば以下のようなコードになります。

<?php
$rules = array(
    'username' => 'required|alpha',
    'password' => 'required|alpha|min:8',
);

$validator = Validator::make(Input::all(), $rules);

if ($validator->fails()) {
    return Redirect::back()->withErrors($validator);
}

シンプルなのはいいのですが、実際のアプリケーションを書くとなると更に以下のようなことがしたくなります。

  • バリデーションルールの定義箇所をメインロジックから個別のクラスに外出ししたい。
  • バリデーションの前後で値の変換処理を行いたい。例えばバリデーションの前に値をtrimしたり年月日で個別のフィールドに入力された値を結合して日付形式にするなど。

このへんの仕組みが標準では用意されていなかったので、前述の拡張を書きました。

使い方

バリデータクラスをこんな感じに定義して。。。

<?php
// app/validators/BlogValidator.php
class BlogValidator extends BaseValidator
{
    protected function configure()
    {
        $this
            ->rule('title', 'required', 'Title is required.')
            ->rule('title', 'max:100', 'Title must not be greater than 100 characters.')
            ->rule('body', 'pass')
            ;
    }
}

以下のように使います。

<?php
$validator = BlogValidator::make(Input::all());
if ($validator->fails()) {
    return Redirect::back()->withInput(Input::all())->withErrors($validator);
}

$data = $validator->onlyValidData();

バリデーション定義がメインロジックから切りだされてスッキリ。

また$validator->onlyValidDataメソッドはバリデートが行われた項目の値のみを配列で戻すメソッドなので、DB更新時などはこの値をEloquentモデルのマスアサインメントでまるっと設定してやればいいかと思います。

フィルタとカスタムバリデーションルール

バリデーション前後に何らかの処理を入れたいときはbeforeFilterafterFilterクロージャを登録します。

<?php
class BlogValidator extends BaseValidator
{
    protected function configure()
    {
        $this->beforeFilter(function($validator){
            // your code
        });

        $this->afterFilter(function($validator){
            // Modify title after validation.
            $title = $validator->title;
            $title .= " created by kohki";
            $validator->title = $title;
        });
    }
}

独自のバリデーションルールを定義したいときはvalidateXXXというメソッドを作ればOKです。メソッドの規約は標準のカスタムバリデーションルールの定義方法を同じですので、公式ドキュメントを参考にしてください。

<?php
class BlogValidator extends BaseValidator
{
    protected function configure()
    {
        $this
            ->rule('title', 'required', 'Title is required.')
            ->rule('title', 'max:100', 'Title must not be greater than 100 characters.')
            ->rule('body', 'foo', 'Body must be foo only!')
            ;
    }

    protected function validateFoo($attribute, $value, $parameters)
    {
        return $value == 'foo';
    }
}

インストール方法

composerでインストールします。composer.jsonに以下を記述して

"require": {
    "kohkimakimoto/laravel-validator-extension": "0.*"
}

composer updateします。

$ composer update

ServiceProviderとBaseValidatorのエイリアスapp/config/app.phpに登録します。

'providers' => array(
    ...
    'Kohkimakimoto\ValidatorExtension\ValidatorExtensionServiceProvider',
}
'aliases' => array(
    ...
    'BaseValidator' => 'Kohkimakimoto\ValidatorExtension\Validator',
),

また、私は今のところapps/validatorsディレクトリを切ってそこに個々のバリデータクラスを作成しているので、オートロードされるようにLaravel(app/start/global.php)とcomposer(composer.json)にオートロード設定を追加します。

ClassLoader::addDirectories(array(
    ...
    app_path().'/validators',
));
"autoload": {
    "classmap": [
        ...
        "app/validators"
    ]
}

Laravelかわいいよ、Laravelヽ(´ー`)ノ

pecoでカレントディレクトリごとによく使うコマンドを呼び出せるようにする

pecoをランチャーのようにして使う

の続き。ちょいちょいスクリプトをカスタマイズしていたので。

ところで最近の開発はコードを書いているときだいたい開発中アプリケーションのトップディレクトリにいて、そこでいつもいくつか決まったコマンドを実行する、ということがよくあります。gruntとかcomposer installとかphp vendor/bin/phpunitとか。

私はPHPをよく書くのでcomposer installなどは手に馴染んでいて入力するのに困ったりしないのですが、たまにRubyのプロジェクトをいじるときBundlerの使い方を忘れていてbundle install --path=vendor/bundle --binstubs=vendor/binとかを毎回、Gistにメモっておいたスニペットから引っ張ってきて入力してたりしました。

アプリケーションごとのスニペットファイル

そこでpecoをランチャーのようにして使うで書いたスクリプトをちょっと拡張して、カレントディレクトリに.snippetsファイルをおいておくと、そこからもスニペットを取得するようにしました。

# snippets
function peco-snippets() {

    local line
    local snippet
    local cwd
    local local_snippet
    if [ ! -e "~/.snippets" ]; then
        echo "~/.snippets is not found." >&2
        return 1
    fi

    # Get snippets in the current directory if it exists.
    cwd=`pwd`
    if [ -e "$cwd/.snippets" ]; then
      local_snippet="$cwd/.snippets"
    else
      local_snippet=""
    fi

    line=$(cat $local_snippet ~/.snippets | grep -v "^\s*#" | grep -v '^\s*$' | peco --query "$LBUFFER")
    if [ -z "$line" ]; then
        return 1
    fi
    
    snippet=$(echo "$line" | sed "s/^[ |\*]*\[[^]]*\] *//g")
    if [ -z "$snippet" ]; then
        return 1
    fi

    BUFFER="$snippet"
    zle clear-screen
}
zle -N peco-snippets
bindkey '^x^x' peco-snippets

忘れやすいコマンドなどは.snippetsファイルを以下のように記述しておけば、

EArray (https://github.com/kohkimakimoto/EArray)
 * [phpunit test] php vendor/bin/phpunit
 * [fix code] php vendor/bin/php-cs-fixer fix src
 * [composer] composer update

cmd-x+cmd-xのショートカットでpecoの選択インターフェースが起動して、アプリごとに必要なコマンドが選択肢に表示されるので、あとはそこから選べばよくなりました。

f:id:kohkimakimoto:20140727114321g:plain

pecoをランチャーのようにして使う

前回に引き続き、pecoが大変気に入ったので、その後もいろいろネットで情報さがしたりしてました。それで

peco/percolでCUIなスニペットツールを作ってみる

の記事を見て同じこと導入してみました。いやはや便利。元記事に感謝。ついでに多少カスタマイズして、スニペットの先頭にラベルをつけてみました。

手順

zshの場合は以下のような関数を.zshrcなどに記述しておく

function peco-snippets() {

    local line
    local snippet

    if [ ! -e ~/.snippets ]; then
        echo "~/.snippets is not found." >&2
        return 1
    fi

    line=$(grep -v "^#" ~/.snippets | peco --query "$LBUFFER")
    if [ -z "$line" ]; then
        return 1
    fi
    
    snippet=$(echo "$line" | sed "s/^\[[^]]*\] *//g")
    if [ -z "$snippet" ]; then
        return 1
    fi

    BUFFER=$snippet
    zle clear-screen
}

zle -N peco-snippets
bindkey '^x^x' peco-snippets

bashの場合は以下のような関数を.bashrcなどに記述

function peco-snippets() {

    local line
    local snippet

    if [ ! -e ~/.snippets ]; then
        echo "~/.snippets is not found." >&2
        return 1
    fi

    line=$(grep -v "^#" ~/.snippets | peco --query "$READLINE_LINE")
    if [ -z "$line" ]; then
        return 1
    fi
    
    snippet=$(echo "$line" | sed "s/^\[[^]]*\] *//g")
    if [ -z "$snippet" ]; then
        return 1
    fi
    READLINE_LINE="$snippet"
    READLINE_POINT=${#READLINE_LINE}
    clear
}

bind -x '"\C-x\C-x":peco-snippets'

あとはスニペットファイル.snippet[***]の形式でラベルをつけたコマンドを記述しておく。

# SSH
[ローカル仮想環境へSSH接続:local-server01:connect] ssh kohkimakimoto@192.168.56.21 -p 22

# Vagrant
[ローカル仮想環境Vagrant状態確認:status] cd /Users/kohkimakimoto/Documents/vagrant/hk && vagrant status && cd -
[ローカル仮想環境Vagrant起動:up] cd /Users/kohkimakimoto/Documents/vagrant/hk && vagrant up && cd -
[ローカル仮想環境Vagrant停止:halt] cd /Users/kohkimakimoto/Documents/vagrant/hk && vagrant halt && cd -

# etc
[Snippetsファイルを開く:open] subl ~/.snippets
[Shell拡張設定ファイルを開く:open] subl ~/.shell_extention

2014/06/30編集

.snippetsを読みに行く前にファイルの存在チェックをいれました。

2014/07/01編集

コマンド内に[]があるとラベル削除がうまくいかないところを直しました。