systemd-nspawnで/sys/fs/selinuxがマウントできないので警告される件は無視することにした
ただのメモです。
CentOS7でsystemd-nspawn
の動作を検証してるなか、SELinuxを無効にした状態でコンテナを起動させると/sys/fs/selinux
がマウントできないと警告がでてきました。
# systemd-nspawn -D /var/tmp/mycontainer Spawning container mycontainer on /var/tmp/mycontainer. Press ^] three times within 1s to kill container. Failed to create directory /var/tmp/mycontainer//sys/fs/selinux: No such file or directory Failed to create directory /var/tmp/mycontainer//sys/fs/selinux: No such file or directory -bash-4.2#
/sys/fs/selinux
はSELinuxを無効にすると存在しないディレクトリ。調べたらsystemd-nspawnはHAVE_SELINUX
マクロでこのディレクトリのマウントを制御しています
systemd/nspawn.c at v219 · systemd/systemd · GitHub
そしてログを出力しているところはココ
systemd/nspawn.c at v219 · systemd/systemd · GitHub
ソースを見る限りその後の処理は続行しているし、問題なさそうかな〜と考えていたら、
で、同様の問題の当たっていたヒトがこの警告を消すためにログレベルをLOG_DEBUG
からLOG_WARNING
にさげるPRを送っていてmasterにマージされていました。なので、今後CentOS(systemd)のバージョンが上がれば、この警告は消えるので、現状無視することにした、というお話でした。